[2012年6月7日]
ID:84
笠置児童館は、地域の父母たちの切実な願いのもとに、1977年(昭和52年)7月、同和対策事業の一環として建設された児童・生徒のための施設です。
同和地区の子どもたちの教育、文化の向上とともに、健全育成に資することを目的とし、学習や子ども会を中心とした、文化スポーツレクリエーション活動、そして健全な遊びの〈場〉としてつくられました。
笠置児童館(笠置町大字有市小字羽根田38番地)
1970(昭和45年) 地域運営委員会発足
1970(昭和45年)2月14日 長山寺で補習学級はじまる
1970(昭和45年)4月 新青空子ども会発足
1972(昭和47年) 西部区集会所で勉強会はじまる
1973(昭和48年) 笠置会館で勉強会はじまる
1977(昭和52年)7月3日 笠置児童館で勉強会、子ども会活動はじまる
2002(平成14年)4月 西部区と対象を広げての活動とする
(1)健全な遊びの場所として提供すること。
(2)児童・生徒に対する文化活動および学習教室の開設。
(3)学習、文化、体育、スポーツ、レクリエーション活動に対する指導・援助。
(4)児童・生徒の自主学習や積み上げる学習の場の提供。
(5)児童・生徒に係る各種相談及び関係機関、団体との連絡調整
などがあります。
・開館時間 (冬)10月~3月 午前8時30分~午後5時15分 小学部実施日(火)午後6時00分まで
(春)4月~9月 午前9時~午後5時45分 中学部実施日(火・木)午後7時30分まで
・休館日 日曜、祝祭日、年末年始
1 読み、書きの基礎を中心とした国語学習及び文学教育、道徳教材を中心とした人権認識学習。読解力を身につけるための読み聞かせ。
2 算数科における基礎学習・積み重ね学習・自学自習
3 創作活動、地域学習
4 自分たちの生活、学校、地域のことを中心とした話し合い活動(学習計画表の作成)
5 個々の課題に即した指導による基礎学力の定着・向上
6 個に応じた指導の徹底を基盤とした進路指導
7 身近な問題について、自ら気づき主体的に考え解決しようとうとする態度の育成
1 基本的人権を守り、子どもの仲間意識を育てる。
2 子どもの生活の中にある差別を見抜く力をつけさせる。
3 子どもの学習意欲を高める。
4 子どもの自主性を高めるために、子どもたちの意見を尊重し、話し合い活動を重視する。
5 生活指導を重視し、正しい集団生活のあり方を身につけさせる。
基本的人権を確立し、少年期における活動のよりどころとして、より豊かな人間性の創造を目指し、子どもの心身ともに健やかに情操ある人間育成への基礎づけと、部落解放を担いうる児童としての育成を目的とする。
個人としての子どもの個性を尊重し、ひとりひとりの健康と生活を高め、ひとりひとりの願いを仲間のものとして、集団の力で解決していく強い行動力、実践力を育てることによって部落を解放する心身を育成する。
地域の実態、子どもたちの生活実態をみつめ、仲間づくりに原点を置き差別を見抜き、差別を許さず、差別を克服する解放教育の素地をつくる。
運営委員、会館、小学校、中学校、保護者会、シニアリーダー部等との連携を緊密化する。
(1)差別の現実から学び、部落問題を正しく認識させる。
(2)差別を許さず、差別に負けず、差別に立ち向かう強い心身をつくる。
(3)学習意欲を高め、基礎学力の向上をはかる。
(1)地域における子どもたちの連帯と友情を深めさせる。
(2)強固な仲間づくりと、仲間の拡大をはからせる。
(3)みんなで一緒によく遊び、ともに努めて学習する習慣をつけさせる。
(4)個人の持つ能力を最大限に開発する環境づくりをさせる。
(5)正論は勇気を持って発表し、みんなで討議し意思統一をはからせる。
(6)仲間の意見や願いは率直に聞き、ひとりの願いは仲間の問題として、解決していく力を身につける。
(7)自立的意識を養成して、実践力を持つ子ども会を育成する。
(8)子どもの自主性を高めるために話し合い活動を重視する。
児童館では、年間行事計画にもとづいて小学部と中学部で色々な活動をしています。
例えば…
『春』 チャレンジ、草だんご作り、春を歩こう、リンゴ袋かぶせ
『夏』 ちびっこまつり、野外活動、5年生合宿、陶芸教室、人権学習
『秋』 リンゴ狩り、秋を歩こう、文化祭、あおぞら太鼓
『冬』 もちつき大会、とんどまつり、大掃除、いきいきフェスタ など
※少し古いですが平成22年度の模様をご紹介します。ほんの一部です。
チャレンジ(実験)
春を歩こう
リンゴ袋かぶせ
ちびっこまつり
陶芸教室
リンゴ狩り
文化祭
とんどまつり