[2011年3月17日]
ID:31
管内小・中学校のうち、笠置小学校、和束小学校及び南山城小学校の3小学校は新耐震基準(昭和57年以降)により建築していますが、笠置中学校、和束中学校の2中学校が新耐震基準以前であるため耐震診断を実施したところ耐震補強工事が必要であるとわかりました。
そこで、笠置中学校では平成19年度と平成20年度に校舎と屋内運動場を、和束中学校では平成21年度と平成22年度の2箇年で校舎の耐震化を図りました。
学校名 | 棟用途 | 棟 | 建築年月 | 構 造 | 階数 | 面積 (平米) | 区分 | 第2次診断 | 備 考 | |||
番号 | 枝番 | 年度 | Is値 | ct・sd値 | ||||||||
和束中学校 | 管理・特別教室棟 | 1 | 昭和37年12月 | 鉄筋コンクリート造 | 3 | 1,277 | 旧基準 | 平成19年度 | 0.50 | 0.39 | 平成21年度耐震化済 | |
普通教室棟 | 1 | 2 | 昭和37年12月 | 3 | 1,250 | - | 0.27 | 0.30 | 平成22年9月工事完成 | |||
屋内運動場 | 9 | 平成10年3月 | 2 | 1,101 | 新基準 | - | - | - |
〈用語の解説〉
1 「旧基準」は新耐震基準(昭和56年)施行以前に、「新基準」は施行後に建築されたものです。
2 旧基準では「第2次診断」のデータを記載しています。新基準では耐震性があるのでデータは全て「-」としています。
また、第2次診断は国の示す精度を有する一般的な診断方法です。
3 Is値(構造耐震指標)とは建物が地震にどの程度耐えられるかを示す指標です。2次診断ではIs値0.6以上で耐震性能を満たしますが、
文部科学省では0.7以上に補強するよう求めており、和束中学校も補強工事後は0.7以上になります。
4 ct・sd値とは累積強度指標(ct)と形状指標(sd)の積で、Is値が高くてもこの数値が低い(0.3以下)と安全とはいえません。
和束中学校の補強後は0.3以上になります。
学校名 | 建築年 | 構造 | 階数 | 区分 | 備 考 | |
笠置小学校 | 校舎 | 昭和58年 | 鉄筋コンクリート造 | 3 | 新基準 | |
屋体 | 昭和60年 | 鉄骨その他造 | 3 | 新基準 | ||
和束小学校 | 校舎 | 平成4年 | 鉄筋コンクリート造 | 2 | 新基準 | |
屋体 | 平成4年 | 鉄筋コンクリート造 | 1 | 新基準 | ||
南山城小学校 | 校舎 | 平成15年 | 鉄筋コンクリート造 | 2 | 新基準 | |
屋体 | 平成15年 | 鉄筋コンクリート造 | 2 | 新基準 | ||
笠置中学校 | 校舎 | 昭和50年 | 鉄筋コンクリート造 | 3 | 旧基準 | 平成19年度耐震化済 |
屋体 | 昭和50年 | 鉄筋コンクリート造 鉄骨その他造 | 2 | 旧基準 | 平成20年度耐震化済 |
地震防災対策特別措置法(平成7年法律第111号)第6条の2に基づく学校施設の耐震診断結果の公表をします。
※(旧笠置町南山城村中学校組合及び旧和束町立学校施設として平成20年度に公表していた内容を継承しています。)
耐震診断結果(旧笠置町南山城村中学校組合・旧和束町立各学校)
耐震診断結果(旧笠置町南山城村中学校組合・旧和束町立各学校)
耐震診断結果(旧笠置町南山城村中学校組合・旧和束町立各学校)
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